Arata Esaki /    (広州・中国)

tumblr_nhpd9aFUhy1u01eppo2_1280

アラタは行動力と決断力がたぶん多くの人よりひとつ抜けている男であり、
それから「何か変わったことをしてやろう」と常に企んでいるアマノジャクである。
名門大学在学中から、中期バックパッカーをちょいちょいし海外へはよく出ていた。
彼とはオーストラリアで出逢った。初めて逢った日、ぼくは彼を外国人だと思っていて全然気づかず、2人で30分くらい英語で話していたという変なエピソードがある。(アラタは気づいていたけど)

当時「俺はアラビア語を勉強しにイスラム圏へ行く」
と言っていたが、
アラビア語は結局学ばず、なにを思ったのか台湾語に切り替えて留学し、勉強していた。

彼の基本的な動きは秘密主義である。いや隠しているわけではないのだろうけれど、自分から「今これやってます」みたいなアピールはしない。
行動を起こすまでの途中を見せないのだ。

だからオーストラリアから帰国後どうやったのか知らないが、台湾に住んでいたり、突然「インドに行ってきた(もう4回目)」とか言ったりしている。

そういえばアラタは、インドや京都でヴィパッサナー(現代仏教の瞑想)にどっぷり浸かったりもするくせに、あんまり自分からそういうスピリチュアルな方を熱く語ることもない。その分秘めたるもの、熱く強い意志は多くの人とは比較にならないのである。

それで久しぶりに連絡をとるとこれだ。
「来月から広州に行ってくるよ。まあ2年くらいかな」

彼の本気は全て行動で示される。スケールの小さい自己主張というものは彼にはなく、ゴチャゴチャ言わずやってみせる。

そういう男である。

今も彼は広州にいるが、中国のインターネット状況もあるのか何なのか、全然連絡もないので、
今は彼の帰国をただ楽しみに待っている。