Kou Mitarai / アーティスト(福岡・日本)

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Works © Kou Mitarai

いつからかSNSを使うのが当たり前の世界になってしまった。インターネット環境というのは列車を走らせるのよりもコストも時間もかからないので、Wi-Fi は途上国の田舎にも当たり前のように飛んでいる。今はそんな時代である。

そのSNSでなんとなく繋がっていたコウが、ある夜当時ぼくの働いていたコーヒーショップに現れた。10年くらい会っていなかったとはいえ、オンラインでは日常的につながっていたので、なんとも奇妙な感覚である。

出逢ったのは彼が中1の野球少年だったころだ。ぼくが塾のバイトをしていた時にそこにいたボウズの生徒がコウだった。いつもヘラヘラしていた。当時は「アーティスト」のような肩書きで彼の名前を出すなんて考えるはずもなかった。その頃から、芸術の世界に興味があったことすら知らなかった。

大人になった彼は変わらずぼくを「先生」と呼び、でもあんまりヘラヘラしていなかった。もとからちょっと変ではあったが、重力感がないというか、空気中を漂うような感じの男になっていた。

 

ところで彼は絵を描く。ぼくには絵や写真を買うという習慣はあまりないのだが、みなさんもほとんどがそうだと思う。

「絵画を買う」という行為は、例えば、ゴッホがどこの国の絵描きかも知らないようなどこかの大富豪が

「これはゴッホの晩年に描いたもので、時価数百万の絵」

なので価値があると思って、それを購入、、みたいなイメージしかない。(偏見かもしれないが)

 

でも、富豪でもないぼくたちが、同世代の描いたお気に入りの絵を部屋に飾るほうが、純粋でかっこいい気がする。ともだちが家に来て「これいいね」「でしょ。あそこに絵を売ってる店があるんだけど、そこで気に入って買ったんだよね」そんな会話が当たり前になる日が、近いうちに来るのではないか、とぼくは思っている。

 

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