はじめに(企画人より)

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これをはじめたはなし

 

両親の影響で必然的に海外へ惹かれ、漠然とした浮遊感と高揚感に胸を高鳴らせ、

一人旅と海外生活を続ける間、

 

すすんでいる時間の感覚を忘れ、未来のある何かを延滞しながら、

多様な価値観を「ああこれもいいんだな」と受け入れてきました。

 

しかしその間も、潜在的に結局「じゃあ自分はどうなればいいんだろうか」と

いう答えを求め続けてきたようです。

 

その、ふとした時に

「おい。お前。」

とぼくの中の何かが、俺自身に問いかけてくる気がします。

 

 

それで、

「そういえば、あの街で出逢ったあの人は、この問いの答えについて、どう考えているんだろう」

あんなことをしている人たちの考えを聞いてみたいなと、

いうような、そんな感じで、

これを始めることにしました。

 

でも、ぼく自身はFLOPS & LINES に書いてくれている人たちのような言葉を、まだ全然書ける気はしてません。

 

FLOPS&LINES(フロップス&ラインズ)の意味

ネパールのポカラという非常にのんびりした小さな町にいるときに、この名前をつけました。

flopとはいわゆるドヤ(安宿)のことです。それから大きな荷物を下ろすときの「ドサッ」という音も表します。

バックパックを担いでまわる旅は、宿探しの旅でもあります。次の宿を見つけ、ほっとして背負ってきた重い荷物を下ろし一息つく。

そこには他の旅人や地元民がいて、彼らとしばしの時間を過ごしたあと、再び重い荷物をまとめ次の宿へと向かう。

宿と宿とを結ぶ線は、まるでぼくたちが生きている時間そのものみたいな気がします。世界中の人々が、今まさにこの瞬間、それぞれの線を歩き、ときおりそれが交差する。それは人々の出逢いであって、その線はぼくたちのLifeそのものであるような。

 

FLOPS & LINES は「安宿と線」という意味で、ちょっと真面目に言えば、「人生、生き方、命、生活」という意味です。

 

この企画でご紹介している人々は、ほんとうにみんな「すごいなあ」と思わずもらしてしまうような

なんというか、自然体で、自分のことを自慢したり、誇張したり、人を見下したりしない、魅力的な人々です。

 

ここでは、ぼくが、そんなみなさんの紹介をさせてもらっています。

お付き合いいただけると幸いに思います。

よろしくお願いします。

 

Shinya Fukuda

FLOPS & LINES企画・編集者