Mayo Hayashi /カフェ店員(東京・日本)

ぼくは数年前、福岡のあるコーヒーショップで働いていた。
遅くまで開いている店で、ぼくがいた時は深夜三時までの営業。
そんなだから、お客さんも、締めのラーメンが終わった後の人や、
飲食店や夜の仕事を終えて一息つきたい人が集まる温かい店だった。
午前三時に閉店作業にかかる。エスプレッソマシンを閉めて、上の階の床を雑巾がけしようかとしていると、
窓の外に「あー今日も間に合わなかった」みたいな顔をして
向かいのセブンイレブンに行こうとする女の子がいる。
ぼくらがドアを開けて「飲んで行きーよ」というと「いいの?」と言って
嬉しそうにフラフラしながら店に入ってくる。
彼女がマヨだ。
当時カフェの店長をしていて、遅くまでいつも働いていた。
責任感の強さからか人の良さからか、いつもかなりハードに働いている印象で、
クタクタでホットコーヒーをすすっている表情をぼくもよく覚えている。
そんなに彼女自身のことを掘り下げて聞いたことはこれまでなかったのだが、
今回マヨに記事をお願いしたところ、自分のことについて書いてくれた。
それを読んで、
なるほど彼女もアーティストなキャラクターだなという気がした。
優しく繊細で、人好きなハヤシマヨの”Good Life”をぜひご覧ください!
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